タロット
人事を尽くして天命を待ちましょ
「堂々として時を待ちましょう」
彼は、「私は稲を育ててきた。あとは刈り入れを待つだけだ。」
と、自分がやってきたことに自信を持ち堂々として、
収穫の時を待っています。
「人事を尽くして天命を待つ」そんなことわざを
思い出させる一枚です。
本来は人としてできること=人事を尽くして、
あとは天=神様にお任せる、という意味でしょうけれど、
ここでの神を、内なる神・本来の自分、
A Course in Miraclesでいう、the Holy Spirit=純粋な魂として
とらえてみてください。
このカードを引いたあなたへのメッセージは・・・
「これまでの自分や、自分なりになってきたことを信頼し、認め、
今は素直な気持ちで堂々としていてください。
たとえそれが自分で十分に思えなくても、
その時のあなたには何か理由もあったのでしょう。
これまでのことのすべてを経験として認めてみましょう。
あとは本来のあなたに委ねればいいだけなのです。
愛そのものである本来のあなたは、愛に基づいた導きや結果を
いずれあなたに見せてくれるでしょう。
或いは「よし、やれるだけのことはやった、あとは答えや導き、結果を待つのみ」
と自信をもって言えるくらい、これから頑張ってごらん!とエールが来ているのかも。
堂々と信頼して時を待てば、いずれ
「刈り入れ、収穫」となることが起きてきます。」
きっと大丈夫。そんな穏やかな安定感を感じさせてくれる
たたずまいがDskの騎士の姿にはありますね。
~この「ブログでタロット」の解説は、トートタロットに
時にA Course in Miraclesの考えを私なりに合わせて
ネット向けに書いているメッセージです。
元々の当時の意味はアレイスター・クロウリーの
「トートの書」をご覧ください~