「すべてを無垢なまなざしで見てみよう、
生まれ変わった子供のようなまなざしで」

中央に描かれている透明な身体の子供。
子供は大人のように、偏見や観念を
持っていない、まっさらな状態。
もしも、そんなまなざしで全てを見ることができるなら・・。
このカードの作者、
クロウリーさんはこのカードを
こう説明しています。
「輝ける栄光の根源を見よ。」

カードそのものが「新しい誕生」の
エネルギーで満ちています。
新鮮さがあり、その純粋な新鮮さに
秘めている可能性を感じるカードです。
奥に座っている神は直感の女神・イシス、
上の保護する姿の神は
エジプト神話の夜空や星の女神、
ヌイトと言われています。
すべてをまっさらな気持ちで見ること、それは神のまなざしで観ること。
決めつけないで全てを新しい気持ちで観ることでやってくる、
気づきや導きをこのカードは表しているのです。

私の好きな言葉のひとつがこのカードに当てはまります。
『過去を全く影響させず、今を見る』
実は今の「私」は　「私の過去という集大成」だったりしますよね。
「私は / あの人はこういう人だから、」「前にこうだったから」。。。
そんなフィルターがあっても、慣れてて気づかなかったり。
その過去からするりと抜け出てきましょう。
過去はあっても、今、その影響で見る必要はないのですから。

このカードを引いたあなたへのメッセージ。

「自分や他人、現状など、あらゆることを決めつけずに、
生まれ変わった子供のような無垢な眼差しで見て、関わってみましょう。
今のあなたに必要なのは純粋なまなざしです。
無垢な目で見てこそ、本質を知り、
内面からの導きを得て、気づきが起こるという、
何かが生まれる可能性を秘めています。」

目を閉じて、ゆっくり深呼吸。
「過去よ　さようなら　(*・ω・)ﾉ~~~.☆」と　過去のものの見方を
（評価しないで/嫌わないで）、愛の中に手放すイメージをしてみましょう。
そして内面のやさしさ・愛情と繋がった気持ちになって
新しいあなたが　新しい世界に目を開けるイメージで。

さぁ、子供のように無垢なまなざしで観てみましょう。
すべてを、そしてあなた自身を。

～この「ブログでタロット」の解説は、トートタロットに
時にA Course in Miraclesの考えを私なりに合わせて
ネット向けに書いているメッセージです。
元々の当時の意味はアレイスター・クロウリーの
「トートの書」をご覧ください～