タロット
「向き合い、対処しましょう。得られるものがあります。」
Lovers、ですから、らぶらぶ♡ルンルン♪・・・って思っちゃいますよね。
ですが、そんなときに出るよりは、
「しっかり向き合う時」に出やすいカードです。
恋愛も初期の頃の「夢見るロマンス期」を過ぎると、
さらにいろいろな面で相手と向き合うことになりますよね。
始めは隠していた自分の嫌な面を次第に出してしまったり、
気になりつつ見ないふりをしていた相手の嫌な面に
「なんでこうなの?、こんな人だったの?!」なんて思ったり。
もし「こんな面もある人なんだぁ、ユニークだなぁ」と思えたら
自分の中に、ひっかかるものがないってことですよね。
もしも今、あなたの目の前に起きていることに反応しているのなら、
痛みを伴う状況があるのなら、反応している何かがありそうです。
それは、かつて自分が置き去りにした癒されていない感情が反応し、
現実に投影されているような出来事かもしれません。
罪悪感があれば、自分を罰するような体験をしているかもしれませんし、
「わたしなんて」と自己憐憫を感じているなら「そうだ、お前なんて」と
意地悪する人と出会っているかもしれません。
「ほらほら、こんな感情がまだ残っているよ。癒そうね。」って、
目の前の出来事や誰かが、教えてくれているのでしょう。
この「恋人たち」のカードは恋愛だけのカードではありません。
カードの絵は、対極のものが出会っていて、
二人を出会わせている神のような存在やキューピットには
目隠しが付いていて、
この状況は見えないレベル=
理解を超えたところからもたらされていることを表しています。
そのため、今は、あなたが問題探し、原因探しをすることは求められていません。
「この原因は何だろう? う~ん・・、前世で何かあったのかな」とか(笑)、
「この出来事のメッセージはなんだろう??」とか。 考えても、
私たちの思考には限界があるのでわからないかもしれませんよね。
ただ、対処をしましょう。 恐れではなく、愛を選びなおしましょう。
「怖いよ~」に、「そう怖いんだね」と
「頭にくる~!」に、「あんなこと言われたら頭にくるよね」と。
「だよね、、」と同意して受け止めて、感情を受容することで落ち着いていきます。
こうして私たちは向き合う(対処する)ことで、
これまでに置き去りにしてきた(分離してきた)自分の中の癒されていない問題を見ることになり、
「あぁ、こんな痛みがまだあったんだな」など理解が起きていきます。
状況の原因探しや問題探しをするのではなく、
向き合うこと、対処することでこの状況の何かが変化し、生み出されるものがあります。
このカードを選んだあなたへのアドバイス。
「今、何かに向き合おうとしているか、
向き合わざるを得ない状況にあるのかもしれません。
今は問題探し、原因探しをするときではありません。
ただ向き合い、対処しましょう。
もしかしたら、今、あなたの日常に起きている 何らかの問題は、
実はあなたがこれまで置き去りにしてきた、
心の中の癒されていない記憶や感情が
外の世界に投影されているのかもしれません。外の世界に投影することで、
癒されていない何か、手放せていない何かがあると知ることが出来ます。
それを今、あなたの心は癒す準備が出来ているときのようです。
向き合い、対処すること(愛を選びなおすこと)で癒しましょう。」
「今、何かに向き合おうとしているか、
向き合わざるを得ない状況にあるのかもしれません。
今は問題探し、原因探しをするときではありません。
ただ向き合い、対処しましょう。
もしかしたら、今、あなたの日常に起きている 何らかの問題は、
実はあなたがこれまで置き去りにしてきた、
心の中の癒されていない記憶や感情が
外の世界に投影されているのかもしれません。外の世界に投影することで、
癒されていない何か、手放せていない何かがあると知ることが出来ます。
それを今、あなたの心は癒す準備が出来ているときのようです。
向き合い、対処すること(愛を選びなおすこと)で癒しましょう。」
目を閉じて深呼吸。
今、向き合っていること、見ている問題を心に描いて こう言ってみましょう。
「この出来事の原因になっている、この思い(怖れ・不安など)の原因になっている
私の中の癒されていない思いを記憶を、癒すことを選びます。」
~私たちはあまりにも長い間エゴと一体化してきたので
自分でどうすればいいのかわかりません。
だからこそ、非難することのない愛と受容の存在が必要です。
(私たちの中にそれを知っているそんな存在がいます)~ ケネス・W博士
癒すことを「選ぶ」のはあなたの役目。
「癒す」のはあなたの中の愛と受容の存在=本当の自分の役目。
「私は癒すことを選びました、そしてあとは全て私の純粋な魂に委ねます」
癒すことを「選んで」、本来の自分に委ねて、
あなたはあとは現実的なことを対処すればいいだけ。
さらにこのカードはそうすることで
「これまであなたの中で分離していたものを
調和へと戻すことができ、得られること、気づくことがありますよ。」 と伝えてくれています。
もうちょっと深読みすると背景には剣があります。
剣は道を切り開く道具で意志。
私たちの考えだけが物事を分別し分離することができます。
剣の矛先は向き合っており、私たちが思考によって
バラバラにしたように見えるものを元に戻す、という意味も描かれているのです。
このカードは人間関係に悩みを抱えている時に出やすいカードです。
もしもあなたが今、そんな状況ならこちらも読んでみてくださいね。
人間関係について ジャンポルスキー博士の言葉
このページはここから引いたカードの解説です。
~この「ブログでタロット」の解説は、トートタロットに
時にA Course in Miraclesの考えを私なりに合わせて
ネット向けに書いているメッセージです。
元々の当時の意味はアレイスター・クロウリーの
「トートの書」をご覧ください~