さて、少し前のこと。あるセミナーの録画を見ました。
なかなかいい感じの内容で面白かったのですが、
そこで、ある参加者の方ががこんなことを話していました。
「今まで我慢してきたのですが、思い切って本当に欲しいものを買おうと
最優先させてきたら、カードが使えなくなっていて、
でもこれも面白いとおもってみたり・・」と。
え？ むむ？ ん～・・・？ と、感じ、
そこまでして、優先させるって・・・と、
その後もこの方がどう感情に向き合ったのか話していたのですが、
何だか違和感を感じたのでした。
もちろん、違和感も私の中の反応なので赦し委ねます☆。
その後、先日紹介したエックハルトさんの動画を見て、
彼が『「何かになる」「何かを達成する」というのは
自分自身のことを疑う頭がそう思うこと（メンタルコンセプト）で、
ゴールには未来の意味が含まれ、
でも、それは未来にあるものではないのです。
今、ここが大切なのです。』と話していました。
その時、ああ、さっきの発言の人は、今に満足していなくて、
今を否定して違う何かになろうとしたのかな？・・と感じました。
そう、さっきの人は見ていても声を聞いていても、
なんだか辛そうに感じたのです。
実際、その人の中で何が起きているのかはわかりません。
でも、「私」は辛そうと感じたのだから、
それを手放せばいいのですよね。
エックハルトさんがいう「Be here now. いま、ここ」。
それは、嫌な現状を受け入れなさい、とも言っていません。
手元に本がないので正確な表現ではないのですが、
彼はぬかるみに例えて、もしぬかるみにはまってしまっても、
「ぬかるみを受け入れなさい」という意味でもないし、
「ぬかるみもなかなかいいもんだ」と思う必要もないのだ、と言っています。
私なりに、説明するのなら・・
「いま、ここ」は
今ある、様々な感情や思考をそのままにして、どこか
未来を見ることではなくて、いま、目の前にある
癒されていない感情(イライラ・メソメソetc)を
ちゃんと手放しすこと かな、と思いました。
そして 雲が晴れたら現れる、すでに完璧な本質を感じること、
本来の愛と共にいることなのかな・・・。
もしも 今に満足していなかったら、
「こう解決しなくちゃ」「もっとこうならなくちゃ」と
計画や目標をたてたり、と思考で考えてしまいますよね。
そんな時は、恐れに基づいているし、思考には限界があります。
でも、いったん立ち止まって、今の気持ちを丁寧に見てあげて
気持ちをリセットしたとき。それは自分の自覚はないかもしれないけれど、
本質とのつながりがりを、内面で取り戻したとき。
すると、 今まで限界のある思考で「こうしよう」としていたのだけど、
今度は、限界のない無限のハートから「こうしよう」が
自然と現れてきます。
とはいうものの☆、私もいつも「どうにかしなきゃ」とつい考えます。
例えば、今日勉強会をしていて、私はお店を休業中なのですが、
いつまでここにいられるのだろう、みんなに求められているけれど、
ここで続けたいと思っているのは執着なのだろうか？と
どうしていきたいのだろう、どうにかしなくては、と、
あ～！ 私も「考えて」いるな・・としみじみ思いました。
そんな時、適切な行動もできなくなっています。
でも ここで 「いま、ここ」を選ぶなら・・・
すべての心配事を感じて手放して、本質とつながれり、
すべてを知っている本質に委ねれば、聞けば、
自然と最前の動きができるはずなのですよね。
それは「限界のある思考で考えたこと」にはかないませんよね。
私たちは つい 先のことばかり見てしまいます。
でもそれは行動するな、という意味ではないのです。けれど、
今の未消化の気持ちを置き去りにしたままどこにも行けません。
私にとっての「いま ここ」。
それは、感情と思考を手放して、本質とのつながりを思い出すこと。
そんな気がしたのでした。
さて、今日も残り数時間。感謝してお掃除しながら、
その時湧き出てくる感情もお掃除して
自分と一緒にいたいと思います。
そうしてこそ、明日からハートから動けるかな。
A Course in Miraclesを知るためのワークショップ
7・9(土) 午前10~12時半
参加費￥3000(再受講￥1500) さとわのケーキセット付
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