奇跡を行う力はあなたに属しています(奇跡のコース1章III)

大いなる技、錬金術を表すというこのカード。
火と水という相反するものを手にしている狩猟の女神、ディアーナさん。
元々は月の女神の一人なのだって。
彼女は火と水を合わせて、まったく違う金を創り出しています。
どんな状況でも最善を生み出す
奇跡のチカラを知っている魔法使いです。

あなたの中にも、この奇跡の力があることを、
今こそ思い出すようにとこのカードは伝えています。

「こうしたい」「でもこんな問題がある・・」、
「私と相手は全く違う」など、
「火」「水」のように相反する状況があっても、
最善の答えや最善の結果を出す力は、あなたの中に宿っています。

さらに、わたし的には、超、A Course in Miracles的な気がする
このカード。

背景のラテン語にはこんな言葉が描かれています。
VISTA INTERIORA TERRAE RECTIFICANDO
INVENIES OCULTUM LAPIDEM
「大地の内なる領域を訪れなさい。浄化によって賢者の石を見出すだろう。」
大地の内なる領域＝心の中。
浄化によって・・＝本来の自分に、
　　　　　　　　　　　後から身に着けたもの（観念や感情）。
賢者の石＝叡智・最善の答え。

それはつまり、こんなことなのです。



どんな曇り空でも、雲の向こうには　輝く太陽が力強く存在しています。
雲を見続けるのではなく、雲を払いましょう。
すでにそこに用意されている奇跡を体験するために。

～この「ブログでタロット」の解説は、トートタロットに
時にA Course in Miraclesの考えを私なりに合わせて
ネット向けに書いているメッセージです。
元々の当時の意味はアレイスター・クロウリーの
「トートの書」をご覧ください～